不思議多事争論0002
UMAについて
”UMAとは?(UNIDENTIFIED・MYSTERIOUS・ANIMAL)” 聞き慣れない単語だが、UMAとは「未確認(未知)動物」のことで、有名どころでは、ネッシーや、雪男、ツチノコ、大蛇などですね。有名なものはそんなところですが、ビッグフット、野人、ヒバゴン、モケーレ・ムベンベ、チャンプ、チュパカブラ、etc・・・・と、結構マニアックな、報告例が、挙がっています! UMAは、こういった、幻獣じみたものだけではなく、その単語が示す通り、「未確認(未知)動物」全般をさしています。まだ、見つかっていないチョウチョの新種や、昔に絶滅してしまった動物が目撃された場合、それは紛れもなく「UMA」なのです。 一昔前に、シーラカンスが、発見されました。あれも、発見される前は、(発見されたら、未知でなくなります。)UMAだったのです。 故に超常現象の中の分野では、一番、真実に結びつきやすいものだと、私は考えます。ツチノコなんかは、200万の賞金が、かけられたこともありました。(笑) ネッシーといえば、知らない方はほとんどいないと思います。世界中に、UMAブームを巻き起こした張本人、ともいうべき存在ですから。 イギリス、というか、スコットランド北部、森の中に包まれた「ネス湖」という物静かな湖に、巨大水棲獣のネッシーは、潜んでいるという。 膨大な目撃報告と証拠写真、さらには、科学的調査で実在が確実視(?)されるネッシー。これまで、幾度にわたって、権威ある団体による調査がネス湖で行われたことか・・ ほかのUMAとは違い、「ネッシー博物館」が設立されていたり、「ネッシー学」なる学問体系があったりするから、ビックリだ。(笑) ネッシーの特徴を述べると、海竜の「プレシオサウルス」にそっくりだ。体長は14mで、うち、首が3m。背中にこぶが数個、皮膚は灰色、または赤褐色。50km/hで泳ぎ、急に方向転換やロケットスタートができるらしい! 私の知る、比較的新しい目撃報告は、1996年、ネス湖畔でホテルを経営する女性が夫や、宿泊客、計16人とともに湖面をスイスイと泳いでいく物体を発見したというものである。 1987年10月にロンドン在住の研究家、エイドリアン・シャインによる大がかりな捜索が行われた。この捜索は「ディープスキャン」作戦と命名された。 これまでロイ・マッカル等により、幾度か行われてきた探索と明らかに違う点は、その規模といえる! 当時、最新鋭のソナーを積み込んだクルーザー25隻が、たった幅1.5kmしかないネス湖を横一列に並んで捜索するというもので、本当にしらみつぶしだ。知り合い筋の話によると、費用は3億くらいかかったらしい! 世界各国から報道陣が300人くらい訪れ、調査の模様が世界の新聞とテレビで、伝えられた。 捜査状況は、というと、ソナーには3回、巨大水棲生物が記録されたという。ソナーには、大きなエコー(反射像)がはっきり確認されていた!! 後の分析によると、未確認物体は確かに動いてはいるが、その生物を特定するにはいたらなかった・・・・・ が、しかし、分析を担当していた企業の報告では、大型の生物を示す反応が見られたという! ここで、ネッシーを巡る仮設を少し紹介しよう。 1.)海棲竜プレシオサウルス説 ジュラ紀後半から白亜紀(1億5000万年〜7000万年前)に存在した首長竜で, イギリス周辺で数多くその化石が発見されているもの。 現在、目撃例や撮影された写真によると、もっとも類似しているのだが。 2.)大型両生類説 化石類のひとつ、エンボロメリ目の大型有尾類が、地殻変動などで生物界の進化から取り残され、生き延びたのではないかという説。ウナギと首長竜のあいのこ、のような姿をしているが、こちらが生きていた方がビックリである。 3.)巨大魚類説 古くからイギリスにとどまらず、世界各国、日本でも捕獲されている「巨大ウナギ(5m)」などの巨大魚。ピラルクや、こう魚(7〜10m)の存在などが確認されている。まぁ、このくらいならマグロなんかにもいるので、ぜんぜんOKの説といえる。(笑) もちろん、先述の通り、ネス湖でも地元民の間で巨大ウナギが捕獲されている。なんとなく、ウナギだったら、泳ぎ方によっては、水面近くの場合ではソックリですね。(笑) 4.)海棲哺乳類説 おもに、動物学者から支持されている説。ズバリ、アザラシとちゃうの?というもの。(笑) 学者の中では、これまた未発見の首の長い新種哺乳類と見ているひともいるよう。 ・・・・・と、これまで述べてきた通り、ネッシーにおいては、大勢の人がその研究に着手している。しかし、ネッシーの第一発見者が、亡くなる寸前「私の撮影したネッシー写真は作り物だった」と告白し、同氏が亡くなられた後、その遺族によって世間に公表された。・・・・・興ざめだ。(笑) しかし今なお、目撃事件が続いていることも事実である!! ・・・・第一発見者のかたは、こうも言っていた。「写真は偽物だったが、私は本当にネッシーをみたんだ・・信じてほしい。」 同氏は、白熱するネッシー捜索に、ネッシーの身を案じ、死の直前、もう一芝居うったのではなかろうか? |