調査No.004 犬鳴山トンネル

 トンネルの入り口。中は狭く、淀んだ空気で満ちている。霊感のある人なら、ちょっと取り憑かれてもおかしくないくらいに、瘴気で満ちている。

 トンネルは直線ではなく、少しカーブしている。
 トンネルの天井。人の形や、顔が浮き出ているなど、怪しい染みは無い。この手のトンネルにしては、綺麗な部類に入る。
   トンネルの側面。やはり他のトンネルと比べても比較的綺麗な部類だ。 
 ただならぬ不気味さを感じながら運転していると、妙にトンネルが長く感じる。

 車のエンジンの音がトンネルに反響し、怖さが増す。

 掲載画像は補正で明るくしているが、内部は、通常撮影ではうまく写らない程度の暗さだ。
 
   某霊能者達も口々に、「犬鳴山は危険!」だという。取り憑かれる可能性がとても大きいのであろう。

 トンネルの出口付近では、また、オーブが写りこむ。

 今回の犬鳴山トンネルの取材は、東尋坊の時と違い、緊張感の連続であった。とにかく、私のような霊感のない素人目にも、霊気がビンビン伝わって来る。
 トンネルの撮影だけを目的に訪れたため、犬鳴山不動尊を取材することは出来なかったが、十分霊気を感じることは出来た。
 
 冒頭で紹介した「半袖半ズボンの男の子」だが、実はそれらしき人物を目撃している。夜10時は確実に回っている時間帯、小雨も降っていただろうか、10才位の男の子が長い山道、それも車道を歩いている。その不思議な光景を目撃し、とても異様に感じた。
 車を止めて、「どうしたの?」と、尋ねようと思ったが、先行していた車に先を越され、男の子はその車に乗り・・・・・・その後はどうなったのかわからない。 多分、普通の人間だと思うのだが・・・・。

 この時間帯、もう閉まっていて入ることのできない、犬鳴山不動尊の前で、心霊写真を撮影する事ができた。
次ページに掲載するので、見たい人はご覧あれ。

 なにはともあれ、現地に到着してから、30分位短いという短い時間で、かなり怖い思いを出来たと感じている。
                   
                                                               (終)