調査No.011-源氏の滝

 遊歩道の中腹あたりにあるトイレ。綺麗に整備されてはいるが、あまり気軽に使える雰囲気でもない・・・。
 滝のすぐ手前、滝に向かってカーブする道。このあたりになると、瘴気ともいうべきか・・・隔絶された、不気味な雰囲気があたりを漂う。取材班にも緊張が背中を走る。
 
 
 源氏の滝に到着。もう、この頃には日が落ちる寸前で、写真に写らないくらい暗かった。(この取材当時、高感度撮影の出来るデジカメを所有していなかった為、この画像は明度を調整して掲載している。)

 上写真上部に注目。決してオーブを心霊現象として認めたわけではないが、この滝を訪れて初めて、たくさんの写真を撮って来たにもかかわらず、この場所でオーブが写った。

 おどろおどろしい雰囲気が辺りをつつんではいるが、怖いだけではなく、何か・・・ものかなしさ?というか、寂しさを感じる。
廃村などで感じる雰囲気に似た寂しさだ。

 滝の手前に柵があるが、容易に近づくことが出来る。もう少し近づいてみる。
 滝の手前の柵を越え、滝に近づいてみる。辺りが暗いため、先ほどは気づかなかったが、滝の左側にたくさんの石仏が乱雑に立ち並び、これまた恐怖をかもし出している。

 この場所には、誤って滝壷に落ち死んでしまった男児の話や、心霊屋.comの恐怖怪談集13話にも掲載しているように、源氏の滝での怪談や恐怖体験は跡をたたない。

 浮かばれない姫の無念の念が、この地にとどまり続けているのだろうか・・・・。(終)